日本産ワクチンには含まれていないアジュバントとは?
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海外産の豚インフルエンザ用ワクチンには含まれていて、日本産のワクチンには含まれていない成分に「アジュバント」があります。このアジュバントは、日本語では「免疫補助財」または「免疫増強剤」と呼ばれています。
まず、ワクチンについてですが、豚インフルエンザなどが流行する前に、ウイルスの一部を体内に入れることで、ウイルスに対する抵抗力をつけておき、その抵抗力によって豚インフルエンザにかかりにくくするのがワクチンの役割です。その抵抗力が「免疫」といわれているものです。
その免疫を働かせるためには「たんぱく質」が必要となるのですが、アジュバントという成分は「たんぱく質」を盛んに作り出させる効果があると考えられています。そのアジュバントをワクチンに加えると、少ない原料(ウイルス)で効率的にワクチンを作り出すことができます。アジュバント入りワクチンと、日本で作られた大人用のワクチンとを比べると、アジュバント入りワクチンは原料が4分の1で済みます。原料が少なくてすむので、パンデミック(世界的大流行)のときなどには特に重宝するかと思われます。
このアジュバントは、サメの肝臓から取れる微量の油(スクアレン)や食品添加物で使われている界面活性剤などが原料となっています。ただ、メーカーやワクチンの種類によって成分は違っていますし、工場で製造する段階でワクチンに混ぜるタイプと、病院で混ぜて使うタイプとがあります。
あと、アジュバントを含んだワクチンの副作用に関してですが、頭痛・注射した部分の腫れ・発熱などが確認されています。しかし、日本で製造されたアジュバントを含まないワクチンでも、同じような副作用は確認されています。
このアジュバントですが、豚インフルエンザ用のワクチンだけでなく、3種混合ワクチンや子宮頸がんワクチンにも含まれています。
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