トランス脂肪酸と悪玉コレステロール
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トランス脂肪酸とは、油の構成成分である脂肪酸のひとつで、油脂の製造過程でショートニングという油脂の中に精製されます。現在、アメリカ・カナダ・フランス・韓国などでは、トランス脂肪酸の表示義務があります。
このトランス脂肪酸ですが、たくさん摂取すると「悪玉コレステロール」が増え、逆に「善玉コレステロール」が減るため動脈硬化や心筋梗塞になる可能性が高まると様々な研究機関から指摘されています。
WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)は、トランス脂肪酸を1日に取る総カロリーの1%未満にするよう勧めています。内閣府の食品安全委員会が試算したところ、日本人のトランス脂肪酸の摂取量は、1日平均0.7~1.3グラムとなっており、この値は1日の総カロリーの0.3~0.6であるため、平均的な日本人の食生活であればまず問題なしとされています。
しかし、トランス脂肪酸は様々な加工食品に含まれており、全く摂らないようにするのは難しいため、よく食べる人は油を使った加工食品などには注意した方がいいようです。
福嶋瑞穂・消費者担当相は、諸外国でトランス脂肪酸の表示義務を課すことが出来ているのだから、日本でもできないものか...と提案しており、消費者庁は食品に含まれるトランス脂肪酸の表示に関して検討しています。
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●食品100g中のトランス脂肪酸の平均含有量
・ショートニング:13.6g
・マーガリン:7.00g
・バター:1.95g
・チーズ:0.83g
・食パン:0.16g
・マヨネーズ:1.24g
・ケーキ、ドーナツ:0.71g
・ビスケット:1.80g
・スナック菓子:0.62g
・コーヒー用クリーム:3.02g
(朝日新聞より)
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