おざなりとなおざりの違い
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漢字では、おざなりは「御座なり」と書き、なおざりは「等閑」と書きます。「おざなり」と「なおざり」の意味の違いですが、大辞泉では次のように解説されています。
・なおざり 【等閑】[形動][ナリ]
1 いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。「―な練習態度」「子供のしつけを―にする」
2 ほどほどで、あっさりしているさま。
・おざ‐なり 【御座なり】[名・形動]
いいかげんに物事をすませること。その場だけの間に合わせ。また、そのさま。「―を言う」「―な処置をする」
これだけで判断すると、「おざなり」と「なおざり」は同じ意味に捉えてしまいますよね。しかし、「おざなり」と「なおざり」は微妙な違いがあります。
例えば、「おざなりな仕事をした」の場合は、一応仕事は起こしているが「いい加減な仕事をしたということになります。一方、「仕事をなおざりにした」の場合は、仕事そのものをしていないという意味になります。従いまして、「おざなり」と「なおざり」は、両方とも「いい加減」という意味を持つのですが、その微妙な違いは下記のように捉えておけば良いでしょう。
・なおざり:いい加減や不十分であっても行動を起こした
(その場しのぎのために、とりつくろう)
・おざなり:行動そのモノを起こしていない
(真面目に取り組まない)
このような微妙な違いがありますので、使い方を間違えると誤用になりますので気を付けて下さいね。
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