スーツの上着の後ろに切れ込みがある理由
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スーツの上着の後ろ側に切れ込みがありますが、その切れ込みのこと「ベンツ」と言います。なぜ、スーツの後ろ側にベンツがあるのか...?ですが、この答えは非常に簡単です。それは馬に乗るとき、切れ込みのない上着では動きにくいため、背中にベンツを入れたという訳です。
ちなみに、スーツの上着の襟(えり)のところに穴が開いていますが、これは寒いときにボタンで止めて、詰め襟のようにするための穴です。今ではバッジなどを挿していますが...。という訳で、背中の切れ込みも襟の穴も、昔の名残りが現在まで残っているという訳です。
そんなスーツですが、イメージとしては上着もズボンも同じ生地で作っているモノという概念がありますよね。しかし、昔はそうではなかったようです。昔は、ラウンジ・スーツと呼ばれていて、生地・色・模様などが違っているのが普通でした。従いまして、上着とズボンが統一されたモノがスーツという訳ではなかったのです。
しかし、1860年代頃から、上着とズボンが全て同じ生地で作られたモノがスーツである...という概念に変わってきました。そして、今のようなコート・ウエストコート・ベスト・ズボンという組み合わせの概念は、19世紀初頭に出来上がってきたモノです。その頃から現在に至るまで、ほとんどスーツの形は変わっていません。
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