ユダヤ人入植地とは...?
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ユダヤ人入植地とは、1967年に起こった第3次中東戦争で、イスラエルが占領したヨルダン川の西岸と東エルサレムに建設されているユダヤ人用の居住区のことで、現在では130ヵ所以上に約48万人のユダヤ人が住んでいます。このユダヤ人居住区には、マンションや戸建て住宅などが建ち並んでおり、ショッピングモールや学校などもあります。
このユダヤ人居住区がある地域は、もともとパレスチナ人が住んでいたのですが、イスラエル側に追い出され、多くのパレスチナ人は家や畑を失ってしまいました。現在、230万人以上のパレスチナ人はヨルダン川の西岸で暮らしていますが、周辺には軍の検問所があり、イスラエル本土と入植地を結ぶユダヤ人専用道路がパレスチナ人が住んでいる地域を分断し、パレスチナの人や物の移動が極端に制限されています。そのため、パレスチナ人の多くは貧しい暮らしを強いられています。
2003年に、アメリカなどが提案した和平プロセスでは、イスラエルに入植活動の凍結を義務づけましたが、現在もイスラエルは守っていません。それは、ユダヤ教では「パレスチナは、神がユダヤ人に与えた約束の土地」としているからです。
現在、政権を率いているリクードなどの右派勢力は、エルサレムやヨルダン川の西岸での支配を拡大する大イスラム主義をとっており、入植地建設は占領支配の手段となっています。政府は、入植地住民に税金免除などの優遇措置をとって、入植地拡大を推し進めてきました。ネタニヤフ首相は、既存の入植地では、人口の自然増に伴う建設は不可欠として、さらに入植地を広げようとしています。
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