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人間国宝は俗称、本当の名称は?

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よく、人間国宝に選ばれた...などと表現しますが、正式には「重要無形文化財」の保持者と言います。人間国宝という呼び方ですが、1995年に初めて31人が選ばれたとき、毎日新聞が記事の見出しに「人間国宝」と書いたためのが始まりと言われています。今では、「重要無形文化財の保持者」より、「人間国宝」の方が一般的には馴染み深い言葉になっていますが...。

人間国宝は、その技が日本にとって歴史的・文化的な存在であり、それらの技を後生に伝えていけるかが選定基準となります。従いまして、外国から入ってきたモノではなく日本由来のモノであることが最低条件になりますので、バレエ・オペラ・マンガ・アニメなどのジャンルには人間国宝がいません。

現在は、次のジャンルの人たちが認定されています。能楽(13人)・文楽(6人)・歌舞伎(8人)・組踊(2人)・音楽(25人)・舞踊(2人)・演芸(2人)・陶芸(10人)・染織(17人)・漆芸(9人)・金工(11人)・木竹工(6人)・人形(2人)・手漉和紙(3人)。

人間国宝に選ばれると、後継者を育てる必要があるということで、国から年間200万円の助成金が支給されます。この助成金は、年間の予算額が全体で2億3200万円と決まっていますので、人間国宝に選ばれる人数もおのずと決まってしまうことになります。2009年9月に、新たに3人の人間国宝が認定される予定になっていますので、その3人を含むと「人間国宝」は合計で116人となります。116人ではありますが、そのうち1名が重複して認定されていますので、人数でいえば115人ということになります。


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