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万歳三唱する訳は?

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万歳は、元をたどると中国の故事に行き着きます。その万歳を日本で最初に使ったのは、桓武天皇(かんむてんのう)といわれています。794年に、桓武天皇が平安遷都した際、中国の故事に習って臣下たちと万歳を唱えたようです。しかし、現在のように両手をあげて三唱することはせず、読み方も「バンザイ」ではなく「バンゼイ」と読んでいました。

現在のように万歳といって両手をあげて三唱するようになったのは、明治時代からです。明治22年に大日本帝国憲法が発布され、二重橋で祝いの行事を行ったとき、みんなで唱和する適当な言葉がないかと考えられました。お祝いなので「奉賀」にする意見もあったようですが、連呼すると「アホウガ」と聞こえ不敬にあたるということで「万歳」が採用されました。このときの「万歳」の読み方は「まんざい」だったのですが、三河万才と間違われるといけないということで「バンザイ」にしたようです。しかし、このときは三唱はしなかったようです。

万歳を三唱するようになったのは、その年の東大で行われた憲法発布の式典でした。総長の外山正一氏は、唱和するだけでは、精神的な高揚感に欠け物足りないと感じたようで、両手を上げて「万歳」と唱和し、それを3度繰り返すことにしたようです。ちなみに、そのときの万歳三唱は「バンザイ・バンザイ・バンバンザイ」でした。


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