日本で最初のヌードは?
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日本で一番最初にヌード画が公刊されたのは明治22年2月に発行された「美術園」第一号だといわれています。これは写真ではなく絵なのですが、そのヌードの絵を描いたのは秀明党主人の杉崎四之助という彫刻家です。明治時代は、基本的に人前で裸を見せることに対してタブーがあったのですが、杉崎四之助がそのヌードの絵を出した理由は、旧習の打破と自己の技量を示すため...ということのようです。
明治時代のヌードにまつわる別の話ですが、明治28年に京都で第4回国内勧業博覧会が開催され、そこに画家の黒田清輝が「朝粧(ちょうしょう)」という絵を出品していました。その「朝粧」は、それ以前にフランスで発表した絵でした。ただ、その「朝粧」には裸体が描かれていたため観客が騒ぎ出したので、裸体の下半身が隠れるように黒い布がかぶせられました。
しかし、それでも警察はその「朝粧」をワイセツ物だとみなし黒田清輝を起訴しました。裁判で黒田清輝の弁護人は、展覧会では裸体画を出品することが認められている点や、美術学校では裸体をモデルにしてスケッチしている点などを挙げ弁論しました。
最終的には、黒田清輝の「朝粧」には下半身のヘアが描かれていなかった点と、モデルの目の眼球が描かれていなかった点から、犯意がなかったということで黒田清輝は無罪になりました。
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