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へなちょこの語源は?

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「このへなちょこ野郎が...」なんて言われ方をしたことはないですか?ないですよね(^^ ふがいない人のことを「へなちょこ野郎」と言ったりしますが、この「へなちょこ」って、考えてみれば変な言葉ですよね。何がどうなって「へなちょこ」という言葉が生まれたのでしょう?へなちょこの語源って想像できますか?

広辞苑で「へなちょこ」を引くと、「①外部鬼面、内部お多福の楽焼の盃。酒を入れればブクブクと泡立つ。②転じて、未熟者の罵称」とあり、「埴猪口」という字を当てられています。この広辞苑で解説されている内容は、明治時代の野崎左文(のざきさぶん)の「昔の銀座と新橋芸者」の文章から来ているモノです。

それは、明治13~14年頃、野崎左文が山田風外らと神田明神の開花楼で酒を飲んでいたときの話です。その店で、内部がお多福で外部が鬼の面の盃が出てきました。珍しい柄の盃なので、もう一杯飲もうとすると、ジュウジュウと音がしてブクブクと泡が立ち、酒が盃の中に吸い込まれてしまったのです。

それを見て、「これは見かけによらない劣等物だ。ヘナ土製の猪口(ちょこ)だ。ヘナチョコだ。」と大笑いしたということです。それが花柳流に広まったのが「へなちょこ」の始まりということのようです。


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