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マグロの消費は養殖でまかなえる?

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マグロの中でも、高級食材として有名な「クロマグロ」は資源状況が悪ために漁獲が規制されています。あと、刺身などでよく食べられているミナミマグロやメバチなども漁獲規制されています。水産庁によると、ここ20年の資産状況の比較では、ミナミマグロは全水域で資源量が最も低い「低位」に位置づけられており、メバチは東部太平洋と大西洋で「低位」となっています。

日本で消費されているマグロは、国産と輸入の両方があります。この場合の国産とは、日本の船が日本海域だけでなく、世界中から獲ってきた場合をさします。2008年をみると、日本への供給量は国産より輸入の方が多くなっています。魚種別にみると、メバチ・キハダ・クロ・ミナミの順でした。日本へのマグロの供給量は、2006年までは40万トン以上だったのですが、2007年以降に30万トン台に落ち込みました。その原因ですが、水産庁は世界的に漁業制限をしている影響だとみています。世界でみると、1970年代のマグロ類の漁獲量は75万トンくらいでしたが、2006年になると、187万トンにまで膨れあがっていました。これは健康志向により、世界中で魚食が進んだためと見られています。ちなみに、その3分の1は日本で消費されています。

このような現状であるため、世界各地でマグロの養殖が盛んに行われています。メキシコやオーストラリアなどでは幼魚を育てて出荷する「畜養」と呼ばれる方法で養殖しています。日本国内では卵から育てる完全養殖の研究が進められていますが、まだ商業ベースには乗っていません。しかし、このまま順調に研究が進めば、2013年度には完全養殖のクロマグロが出荷できるようです。

日本人の食生活は欧米化しているため、「魚離れ」と言われていますが、1日1人あたりの魚介と肉類の摂取量を比べた場合、2006年には魚介が肉類を超えていました。やはり、魚介の人気は根強いということですね。


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