東海地震の予知方法
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日本は地震大国などと言われるくらい地震が多い国です。そんな日本ですから、地震の研究は盛んに行われており、近い将来において地震発生が予測されている地域はたくさんあります。しかし、数日または数時間前の地震発生の予知を目指して、しっかりした体制が整えられているのは全国でも東海地震だけです。
東海地震は、駿河湾や遠州灘を中心に発生するとされている地震です。実際に東海地震が発生した場合、マグニチュード8.0:死者:9200人・経済的損失:37兆円と国は想定しています。
日本の太平洋側では、陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んでいます。その2つのプレートの境界がズレるいことで、100年に1度程度の間隔で大地震が繰り返されてきました。しかし、駿河湾付近は最近地震が起きていない空白域となっています。1854年に起きた地震では、駿河湾から紀伊半島の範囲まで一度にプレートが動きました。しかし、1944年の東南地震では西側のプレートしか動きませんでした。そのとき動かなかった東側の部分が、今後起こるであろう東海地震の想定震源域とされています。
東海地震の予知方法は、海側と陸側のプレートの境界の一部がゆっくりすべる「前兆すべり」と呼ばれる現象が起こるという説に基づいて行われています。1944年の東南海地震では、2~3日前から変化が現れていました。その「前兆すべり」を捉えるために、東海地震予測では震源地付近21ヶ所に「ひずみ計」を設置して、24時間体制で変化がないかを観測しています。
もし、ひずみ計に変化が現れた場合、専門家たちによる判定会や打ち合わせ会が招集され、地震発生の可能性が高ければ首相が警戒宣言を出し、交通規制が敷かれ住民は避難が必要となります。しかし、予知できないまま東海地震が発生する可能性も十分にあります。
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