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銀行の自己資本比率とは...?

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中学生にはチョット難しいかも知れませんが、
銀行の自己資本比率について解説しますね。

まず、「自己資本」ですが、
これは銀行が損失など出した場合に、

その穴埋めをするためのお金で、
これは、いつでも使えるようにストックされています。

具体的には、
株主に出して貰った資本金や、

過去の利益を蓄えておいた余剰金などが、
ストックされている自己資本となります。

そして...、

貸出金が焦げ付いたりした場合に、
この自己資本をしてストックしているお金を流用するのですが、

この手持ち資金といえる「自己資本」を

どれくらい確保しているかを表すのが、
自己資本比率と呼ばれるモノです。

自己資本比率を説明する場合、
銀行の貸出金に対するリスクの説明をする必要があるのですけど、

これはチョット難しいですから、
簡単に説明しておきますね。

リスクと言っても色々ありますから、
ひとつずつ説明すると、

数時間を要しますので概略だけを説明すると、

まず、お金を貸した相手によって、
貸したお金が戻ってこない可能性は大きく違ってきます。

貸したお金が戻ってこない場合や、
保有していたお金の価値が下がる可能性のことをリスクと呼んでいるのですが、

・大企業
・中小企業
・個人

あと...、

担保の有無によっても、
リスクの大きさは変わります。

他には...、

保有している株や、
証券化商品の価格が下落して損をする場合もありますし、

銀行員が不正をして損失を出す場合や、
銀行のシステムの不具合などで損失を出す場合も考えられます。

このように...、

銀行という組織を運営する上で、
保有している資産が減る要因は色々とあるのですが、

それらのリスクを数値で表す計算方法が、
国際的に決められていますので、

その計算式を元にして、

銀行の「自己資本」と照らし合わせて、
自己資本比率を割り出すことになります。

イメージを掴んでもらうために、
大雑把な計算式で表すと下記のようになります。

自己資本比率(%)=自己資本÷リスク×100

式の中の「リスク」は、

・貸出金の焦げ付き
・株価の変動
・システム障害などによる損失

これらが該当します。

銀行の自己資本比率について、
だいたいイメージが掴めたでしょうか...?

ところで...、

自己資本比率は、
どれくらいであれば、

世界の金融監督当局が、
健全な運営がなされていると見るのか見当が付きますか...?

それでは次に、
その基準を紹介しておきますね。

メガバンクのように、
国際的に営業をしている銀行については、

健全な経営の目安として、
最低8%と定められています。

地方銀行・信用金庫・信用組合のように、
日本国内だけで営業しているところは最低4%とされています。

その最低ラインを下回ると、
業務改善命令などの行政処分が出されることになります。

ここまで知ると、
日本の銀行は大丈夫なのか気になりますよね。

2008年9月末の大手11行の自己資本比率は、
平均で11.73%となっていますから最低ラインはクリアできています。

しかし...、

景気の悪化が続いた場合、
貸し倒れなどにより自己資本が減ることになります。

銀行が自力で資本を増資できればいいのですが、

現在は、資金の出し手が少ないため、
銀行は体力を維持しようとして、

貸し渋りや、
貸しはがしをする可能性は多いにあります。

政府が2008年末に公的資金を注入して、
銀行の自己資本を増やすことができる法律を作ったのは、

貸し渋りや、
貸しはがしを防ぐことを狙ったモノです。

 

<参考資料:朝日新聞>


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