業務提携と資本提携の違い
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業務提携と資本提携は、どちらも企業が協力し合うことを意味しますが、提携の内容が違います。業務提携の場合は、大雑把な表現を用いると、一緒に仕事をすることになります。例えば、技術開発・部品等の購入・製品の生産などを共同で行うということになります。技術の開発を共同で行えば、双方の技術を応用することが出来る上に、1社あたりの負担も軽くなります。部品等を共同で購入すれば、1個あたりの値段が安くなります。このように業務提携を行えば、コスト削減につながります。従いまして、業務提携をすることで製品の価格を下げることが出来るため、ライバル社より優位にビジネス展開できる可能性が高くなります。あと、ノウハウだけを共有する業務提携もあります。東急百貨店と伊勢丹は、店舗運営のノウハウを共有するために業務提携しましたし、アメリカではヤフーとマイクロソフトがインターネット検索の分野で業務提携しました。
資本提携は、資本提携した双方の企業が「株」の持ち合いなどをして、相手の企業に資金を出資することで協力関係を築きます。資本提携の場合、相手の企業に出資するのですから、相手の企業がもうかれば配当を得ることができますが、相手の企業が儲からなければ損をすることになります。従いまして、資本提携はリスクを背負うことになりますが、株主としての責任を持つことになりますので、お互いに信頼関係が高まり、長期的に提携する意思を確認するという意味を持ちます。あと、片方の企業が多くの出資を受ける場合は、経営の後ろ盾を得るという意味がありますので、不調な企業にとっては非常に心強いモノとなります。
資本提携する場合、将来的に企業を統合する目的を持つこともありますが、全ての資本提携が経営統合に至る訳ではありません。例えば、経営方針・企業の社風などが全く違う場合、経営統合することは難しいため、お互いの独立性を保ったまま、協力関係を築くだけという資本提携も少なくありません。
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