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ペンギンは霜やけ(しもやけ)になる?

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寒い所で、長時間に渡って手や足をさらしていると、赤くなるだけでなく腫れてきて猛烈にかゆくなることがありますが、これが「霜焼け(しもやけ)」です。

この霜やけは、寒さによって血液の流れが悪くなるために起こります。霜やけになった場合は、熱めのお湯で10分以上つけたり、霜やけ部分をマッサージするなどして血行をよくすれば治りやすくなります。

ところで、南極に棲んでいるペンギンは裸足のまま氷の上に立っているのですが、足の指などが霜やけや凍傷になることはないのでしょうか?

ペンギンの足の大部分は毛で覆われていますが、下の方は全く毛がありません。人間であれば、スグに凍傷にでもなってしまうハズですが、ペンギンの場合は凍傷になるどころか、霜焼けにもなりません。

それは、ペンギンの足と胴をつなぐ関節付近の血管に秘密があります。その付近の血管は、網の目のように張り巡らされていいます。これを「ワンダーネット」と呼ぶのですが、このワンダーネットのおかげで、霜やけ(しもやけ)や凍傷などにならないようになっています。

そのワンダーネットですが、足の方から戻ってくる0℃近くまで冷やされた血管(静脈)と、ペンギンの体温(約40℃)で暖められた温かい血液が流れている血管(動脈)とが、お互いに接近して組み合わされているので、そこで上手く熱交換が行われるようになっています。

そのためペンギンは、足の寒さを気にすることもなく、適正な体温も保つことができています。このワンダーネットのしくみは、ペンギンだけでなく水鳥やツルなどのような寒冷地で生活をしている鳥に発達しているしくみです。


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