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宇宙での飲み水はオシッコ?

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ISS(国際宇宙ステーション)では、人間が排出した尿(オシッコ)を飲料水にする装置が設置されています。この尿を再生して飲料水にする装置は、2008年11月にISSに設置され2009年5月から実際に使用されています。その装置を最初に使用したときは、若田光一さんら宇宙飛行士が、その装置で再生した水で乾杯をしました。

宇宙では、水の補給が困難ですから、そのような装置が必要なのですが、その装置の仕組みは尿を遠心分離したり過熱したりして再生されるようになっています。今後も、尿の完全再利用の技術は、宇宙で長期間滞在するためには必須の技術とされています。

人間の場合、尿といえば尿道結石という病気がありますが、これは体内のカルシウムが余分に尿に排出されるために起こる病気なのですが、尿を飲料水に再生する装置でも、尿道結石と同じ状態が起こり装置が詰まるトラブルが発生しています。

宇宙の無重力の中で人間が長期間滞在していると、骨の密度が下がり骨粗しょう症になります。宇宙航空研究開発機構によると、成人の場合であれば、宇宙の無重力の中では1日で250グラムのカルシウムが余分に尿に排出されるということのようです。そのため、骨量は1ヶ月で約1%ずつ減ることになります。

カルシウムが余分に排出されることによって、尿を飲料水に再生する装置が詰まるトラブルに見舞われたりしていますので、まだまだ技術を向上させ装置を開発する必要がありそうですね。


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