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マルウエアとは?

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マルウエアとは、「Malicoius Software(悪意のあるソフトウエア)の略です。従いまして、マルウエアとは、パソコンユーザーに対して悪意のあるソフトという意味になります。マルウエアという言葉が出てくるまでは、ウイルス・ワーム・トロイの木馬などの言葉で「悪意のあるソフト」を表現していました。しかし、悪意の有無を明確にできない迷惑ソフトが増えてきたため、従来のウイルス・ワーム・トロイの木馬などを含めた「悪意のあるソフト」という意味のマルウエアという言葉が生まれました。

ちなみに、ウイルスとは、狭義で説明すると他のファイルに寄生するファイルのことです。ワームは、ワーム自らが感染を広げる能力を持つファイルです。あと、トロイの木馬は、トロイの木馬自体は増殖能力を持たず、パソコンユーザーを騙してプログラムを実行させるファイルです。

なお、上述した「迷惑ソフト」ですが、これは様々なモノがあります。例えば、ユーザーが望んでいない広告を強制的に表示する「アドウエア」や、海外などへ勝手にダイアルアップ接続する「ダイヤラ」などがあります。これらは、ワームのように増殖はしませんし、プログラムをパソコンにインストールする際、勝手にインストールせず、パソコンユーザーの許可を取るものも少なくありません。

あと、ソフトに付属されるアドウエアなどは、開発費を抑えるためという大義名分がありますので、これらを一概にウイルスと同等には扱えない訳です。これらの迷惑ソフトは、ウイルスと区別するためにグレーゾーンのソフトウエアという意味で「グレーウエア」と呼ばれることもあります。

マルウエアは、商用ソフトであってもマルウエアと判断されることもあります。例えば、米ソニーBMG・ミュージックエンターテイメントが、2005年に出荷した音楽CDにコピー防止ソフト「XCP」を入れていました。この「XCP」は、パソコンのシステムを改変して自分の存在を隠す仕様になっているため、ウイルスなどの攻撃を受けやすくなります。そのため、商用ソフトではあるのですが多くのベンダーがマルウエアとして扱っていました。このように、マルウエアは立場によっても判断が分かれる微妙な立場にあります。


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