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あくまっぱらい、中学生に助けてもらっても...

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秦野市堀山下の上関地区では、
毎年、小正月の伝統行事として、

「あくまっぱらい」

この道祖神の祭りが行われてきました。

この行事は、
地域の子どもたちが主役となって行う行事です。

子どもたちが祝儀やお礼を集めて、
それを分けることに議論が起こり、

一時中断したこともあるのですが、

1978年に秦野市の青少年指導員だった
外山誠信さん(63才)達が復活させて保存会を結成し、

それからは、
昭和天皇崩御の年に一度中止しただけで、

それ以降は、
毎年恒例行事として続けられてきました...。

この「あくまっぱらい」は、
小学生たちが、天狗やおかめや大黒などのお面をかぶって、

手作りの衣装を着て、
地区内の約四十軒を回ります。

そして、室内で御幣を振って、

「あくまっぱらい、あくまっぱらい」

このようにと唱えながら円を描くように回ってお札を手渡します。

「あくまっぱらい」の起源については、
記録が残っておらず詳細は不明なのですが、

地域の道祖神に刻まれた「寛政三年」の建立年から続いていると、
地元では伝えられています。

こんな古くからある伝統行事なのですが、
少子化の影響がここにも襲ってきていました...。

なんと...、

少子化のため子供の人数が集まらず、
今年は中止になることが決定してしまいました...。

ここ何年かは、
小学生だけでは人数が足らず、

中学生たちにも参加してもらい続けてきていたのですが、

どうしても人数が集まらず
1月13日に予定していたのですが中止が決定してしまいました...。

こんな風に書くと、
どれだけの人数が足らなかったのか...?

と思われるのですが、
行事に必要な子供の人数は5人だけです。

5人くらいなら、
なんとかなるのではと思うのですが、

学校の部活動などで、
どうしても2人しか集まらなかったということです。

古くから伝わる伝統行事ですから、
このまま終わってしまうことがないように、

来年は、
早くから行事日程を決め、

それに合わせて、
小学生達を早めに集めるようにして、

是非この行事が、
途絶えることのないようにして頂きたいですね。

<関連記事>
秦野市内に伝わる「あくまっぱらい」中止に/少子化の影響で人集まらず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000008-kana-l14


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