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無回転シュートの蹴り方(サッカー)

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ゴールを決めるシュートはサッカーの醍醐味ですが、予測不能の変化でゴールキーパーを惑わす「無回転シュート」が注目を集めています。日本代表の本田圭佑選手も得意としている無回転シュートですが、ゴールキーパーが受け止めようとすると、ゴールキーパーの直前で落ちたり左右にブレたりするため、ゴールキーパーが受け止めることが出来ず、ゴールネットにボールが突き刺さります。そんな凄いシュートですから、無回転シュートの蹴り方をマスターしたいと思っている選手は少なくないようです。

無回転シュートは、通常のシュートに比べて非常に回転数が少なく、名古屋大学:布目寛幸准教授の実験では、時速110Kmで蹴り出されたサッカーボールは毎秒0.8秒でした。完全な無回転ではありませんが、カーブシュートが毎秒4~10回転ですから、比較すると無回転シュートの方が極端に回転数が少ないことが分かります。

無回転シュートは、蹴り出されたサッカーボールのまわりの空気の渦の振動により、サッカーボールに掛かる力が刻々と変化することで、予測不能となる不規則な動きを生み出していると考えられています。しかし、サッカーボールのまわりの空気の渦が急激に崩壊する理由など、解明されていない無回転シュートにまるわる謎は残っています。

その無回転シュートの蹴り方ですが、サッカーボールを蹴る瞬間にがブレると、サッカーボールに掛かる力の方向が変わり回転が掛かるため、サッカーボールをける瞬間は出来るだけ足がブレないようにする必要があります。そのため、本田圭佑選手が無回転シュートを蹴るときは、足の甲の足首に近い部分がサッカーボールに当たるようにして蹴っています。その部分は、足先に比べるとブレにくいため、サッカーボールに余計な回転を与えない理にかなった蹴り方と言えます。ちなみに、本田圭佑選手の無回転シュートは、ボール2~3個分ブレているように見えるそうです。

あと、無回転シュートを語る際に無視できない点として、サッカーボールの作り方があります。以前のサッカーボールは、五角形と六角形の皮のパネルを32枚組み合わせて作られていたのですが、その後14枚パネルや8枚パネルなどのサッカーボールが作られるようになりました。サッカーボールのパネル数を少なくしたことで、より球体に近づいたのですが、それにより空気の渦の振動が大きくなり、無回転シュートが出やすくなったと言われています。

一般のサッカー選手たちも、本田圭佑選手のような無回転シュートを蹴りたいと思うのは当然ですから、スポーツ関連メーカーのミズノは、2009年に無回転シュートを蹴りやすいスパイクシューズを開発したのですが、5か月間で5万足も売れるほどの人気でした。



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