公立中学校が塾と連携
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公立中学校と進学塾が連携して、
受験対策を行うことに抵抗のある人は少なくないかも知れませんが、
東京都墨田区の中学校では、
大手進学塾「サピックス」と連携し正月特訓というモノを始めました。
これは元旦を省く1月3日まで行われるようで、
1日6時間の授業が行われます。
この正月特訓は、
東京墨田区の区立両国中学校が始めたもので、
完全に受験対策のための授業となっていて、
中学3年生が70人参加しています。
両国中学校と、
サピックスとが連携した正月特訓ですが、
主催しているのは、
PTAのOBなどが作った地域本部です。
この正月特訓は、
当然費用が必要になりますが、
進学塾に通う場合と比べ、
約半額となる2万4000円です。
この正月特訓を受けた生徒の感想は、
「学校は、おおまかなことをやって、
正月特訓は、もうちょっと深く入る感じ」
「一番ここのクラスがレベルが高いらしく、負けたくないと思う」
このように話していました。
高校受験に向けた授業が、
半額で受けられるなら通いたいと思う中学生や、
中学生の親御さんは、
多いかと思うのですが、
公立中学校と進学塾の連携に納得できない人はいるでしょうけど、
これは需要と供給がありますから、
今後、このような方策は増えていくのではないでしょうか...?
両国中学校の小川崇校長は、
「学校の教員も当然、受験対策はしているが、
1学級40人すべてに対応できないのが現実です」
このように述べているくらいですからね...。
公立中学校がこのようなことを始めると、
進学塾も公立中学校もライバルとなってきますから、
公立中学校と仲良くなりきれないままの塾は、
塾経営が大変になりそうですね...。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000012-yom-soci
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