全国学力テスト成績公表、法律を作って対抗?
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現在、全国学力テストの市町村別と、
学校別の成績一覧の公表に関して様々な意見が出ていますね。
基本的に文部科学省は反対のようですが、
大阪府の橋本知事などは公開すべきとの見解を示し、
先日も文部省へ出向いて、
意見交換していましたね...。
文部科学省は、序列化を招く。
橋本知事らは、学力向上へのカンフル剤になる。
このような双方の考えがあるため、
なかなか話がまとまりませんが、
一度、中学生や父兄のアンケート調査などもやってみて欲しいですね。
当事者が、
どのように考えているかが一番大切なんですから...。
そのような状況の中、
秋田県の寺田典城知事は、
全国学力テストの県内市町村別成績を公表しました。
10月に橋本知事も「市町村別成績」を公表しましたが、
公表を希望していない市町村のデータは、
塗りつぶしていましたから、
一部の市町村のデータだけを公開しただけでしたが、
秋田県の寺田典城知事は、
全ての市町村の「県内市町村別成績」を公開しました。
しかも...、
公開を反対している教育委員会を無視して、
寺田典城知事の独断で公開を決行したようです...。
この寺田典城知事の判断の賛否は別にして、
何かを新しく始めるには、
これくらいの強引さが必要なのかも知れませんね。
しかし...、
市町村教委は、
かなり怒っているようですし、
塩谷立文科相も、
「知事にそんな権限があるのか」
「公開されるケースが多くなれば、
場合によっては対抗する法律を作ることも考えなければならない」
このように発言しています。
法律を作ってでも対抗すると発言していますが、
これも傲慢な話ですよね。
まだまだ双方の話し合いが必要ですね...。
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全国学力テストの成績公表 序列化か、カンフル剤か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000522-san-soci
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