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高大接続テスト(仮称)とは...?

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最近では、
大学へ入学するための試験も様々な形態が出てきました。

一般入試の他に、

推薦入試や、
面接や書類審査を中心とするAO入試などがあります。

1997年度は、
一般入試での大学入学者の割合は72%だったのですが、

2008年度では、
56%という状況にまで減少しています。

そこで現在問題になっているのが、
大学入学者の著しい学力低下です...。

AO入試を実施している大学などでは、
低学力の学生のために、

2006年度は、
約6割の大学が高校教育の補習授業を行っていました。

このような問題がクローズアップされるようになり、

その対策として、

「高大接続テスト(仮称)」

このような制度が考案され、

国立大学協会や私立大学の関連団体、
他には、全国高等学校長協会や大学入試センター関係者ら22人が、

実施に向けて、
2008年に会合を開いて話し合いが行われました。

高大接続テスト(仮称)の具体的な内容は、
これから決められていくのですが、

高大接続テスト(仮称)を行う目的としては、
高校段階の学力を明確にし大学入試に活用するためです。

現段階では、
2010年の秋に試案を取りまとめる予定となっており、

内容としては、

高校卒業前に、
試験を行い学力測定をすることとなっていますが、

対象とする学年や、

教科・科目数・実施回数・試験範囲・難易度などは、
今後検討されることになります。

高大接続テスト(仮称)の実施に伴い、
大学入試センター試験の絡みなどもありますから、

検討課題は多いのですが、
大学生の学力低下を防ぐためには必要なテストになると思われます。


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